気持ちの押し付け

カタカナパンダ

私は小学校の時、運動も勉強も1位じゃないと嫌でしょうがない子供でした。

だから、運動も得意じゃなくてテストでいい点とらなくても平気な子供達を理解するのに時間がめっちゃめちゃかかりました。

私。かけっこで1位じゃないと悔しい。抜かれるなんて絶対に嫌。勝つまでやる。=息子。抜かれてもいい。なんなら抜いた子、足早くてすごいとほめる。

私。テストが80点以上じゃないと嫌。自分よりいい点の子がいると悔しくて悔しくてテスト破り捨てる。=息子。30点でも、何点でも関係ない。他の子がいい点とってたらすごいとほめる。

どうやって、気持ちを理解したらいいのかわからずはじめは押し付けてました。

息子の気持ちを聞かずに私の子は私と同じ気持ちなんだ!!くらいで思ってました。

でも、ある時私がいつものように

「悔しいでしょ!!悔しいよね??」

って、言ってるとき、息子は

「すごいね~(^o^)」

って………

あれ??これ、私、間違ってる。

息子はいつも他の子と自分を比べてなかった。

息子と他の子を比べて………私、なにしてるん??

1位の子がいたらビリの子がいる。出来る子がいたら出来ない子がいる。

1位の子が1位になれてたのはみんながいたからみんなのお陰で1位。息子みたいに「すごいね~(^o^)」って、見てくれてた子がいたからだ。

私は何歳だ…この歳までそんなこと考えたこともなかった…

「すごいね~(^o^)」って、思える息子がすごいんだと気が付きました。(だいぶ年月が過ぎてから…)

他人のことを素直に認められる素晴らしいことですよね。負けず嫌いの気持ちが欲しいと思っていましたが、認められることはすごいことだと思います。私は、出来ていただろうか??出来てなかったと思う。

息子のその気持ちを私がこわそうとしていました。

気付けた今、息子に心からお礼を言いたいです。ありがとうございますと。

コメント

タイトルとURLをコピーしました