物差し

「もっと頑張りなさい」

私の子はずっと言われ続けました。私もいい続けてました。

「人の倍努力しないとダメだ」

とまで、言っていました。

出来ないことが悔しくて、みんなについていけないとかわいそうで、私はいい続けてました。

「息子くんは、辛かったでしょうね…頑張ってるのに頑張れって言われて。」

こころの先生に言われました。

私は、はっ(゜ロ゜)と、しました。

自分の物差しでしか、息子をみていたことに…

計算カードがクラスで一番遅いからダメ。漢字のノートは直しばかりだからダメ。音読がスラスラ呼べないからダメ。テストでいい点とってないとダメ。

きっと↑のことが出来ることにこしたことはない。

人には得意、不得意があるように息子には不得意の方だったのだろう。不得意でも好きならよかったが、好き嫌いで言うと嫌いだったのだろう。

それでも、息子はやってない訳じゃない。息子なりに頑張ってる。それを1番見ているのは私。

なのに頑張りなさいって…そら、しんどいよな…

息子に追い討ちを私がかけてたんだね…

辛い現実。これに気が付いたとき涙が出そうでした。

アホみたいな量の宿題。学校で勉強して帰ってきてまた、勉強。

普通にこなすだけでよく頑張ってる。

本当はもっとほめてあげていいのに…ほめるどころか怒ってました。

こころの病院から帰ってすぐ息子と娘抱きしめて

「今までよく頑張ったね。」

と、ほめまくりました。笑

「今までごめんね。ママ変わるね。」

と、伝えました。